ピラミッドの謎
更新日:2021年6月27日
現代の文明は2000年程度だ。
良い本に出会えた。「ピラミッドの謎」トム・バレンタイン著。
オレは時々童心に帰りたくて児童書を買っている。小学生の頃ハマっていた単行本たちで、出版社はケイブンシャと実業之日本社。
ケイブンシャは最後のページに応募券がついていて、5枚集めて送ると別冊の大百科がもらえた。オレは当時2回もらったことがある。残念ながらケイブンシャは倒産していて、今更集めてももらえないのだが。
今回読んだ「ピラミッドの謎」は、著者がピラミッドの歴史を紐解き、学者たちによって歪まされて来た歴史を著者なりの解釈でつづっている。最後に勇気をもらえるメッセージが書いてあったので、ここに記す。
以下著者のメッセージ:
大ピラミッドはこう告げている。私たちには「上昇の門」や「闇の中の真実の門」を通過して、「光の中の真実の広間」を知るだけの能力が備わっている、と。「寺院の床」に辿り着き、ついた人生の荒波を乗り切って進歩を遂げると、私たちは次に過去を振り返り、悪戦苦闘している「自我」や、自分の無知と自尊心のため、闇に向かって転がり落ちてゆく「自我」に手を差し伸べたい気持ちにかられる。
その時創造者の言葉が聞こえて来る。神の似姿で創られた全ての「自我」は、自力で進歩を遂げ、辿り着かねばならないと。私たちはどんなに願っても他人の手を取っては出来ない。私たちは身をもって手本を示す以外にはないのだ。そのような人格の完成は可能であると言うことを身をもって示す以外にないのだ。
私たちは今、20世紀の世に生きている。私たちの科学技術は、確かに文句なしに素晴らしい。しかし、私たちのモラルは、およそ目を覆うものがある。文明は人間の完成を助けるものだ。しかし、現代の文明を見渡した時、誰が文明にそのような力があると考えるのだろうか。とはいえ、文明が全ての面で避難するべきではない。
私たちが今日に至るまでの2000年間に、遅おそとしていたとはいえ、文明が成し遂げて来たことには、素晴らしいものがたくさんある。私たちは選択と行動の自由を獲得した。もはや、私たちは独裁者や教会の独善的な教義に屈することはない。
さらに、私たちは学問体系を発展させて来た。そして、将来も大きく発展する可能性がある。まだまだ学ぶべく未知の世界は多くある。しかし、学問体系に間違いなく発展して来たのだ。
合衆国憲法によって、各個人に与えられている自由は、文明をファラオの圧政から神の国へと発展させる偉大な計画を実行させる大きな要因になっている。米国はこれまでに多くの失敗を経験したが、自らの任務も遂行して来ている。だからこそ、賢明な建国の父たちが、大ピラミッドの姿を我が国の国璽に用いたのだろう。新しい時代の幕開けは切って落とされた。
そして、多くの人々が、さらに大きな変革が近づいているのではないかと言う危惧の念を抱きながら不安な毎日を送っている。
様々な情報から判断すると、世界はこれからの世界恐慌、核戦争、そして再度大変異を経験するらしい。これらは確かに恐ろしいことだ。しかし、これらは以前にも起こり、私たちより優れた文明が栄え、そして海中に没して行った。
警告に耳を貸し、これらの出来事に備える人々がこれからしなければならないことは、私たちの文明の偉業を崩壊から救出し、これから始まる新しい文明のために大切に守ってゆくことだ。
「Kill The Hippies」8位ってすごくないか?オレはこの曲に誇りを持っている。
トップページにリンクが貼ってあるから是非観ておくれ。
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