宇宙人コンタクトと新人種 スターチャイルドの誕生
昨日ジョージ・アダムスキーの「金星土星探訪記」を読み終えた。379ページあってボリューム満点。
結局のところ、アダムスキーは宗教団体を立ちあげたかったんだと思った。wikipediaによるとアダムスキーはUFO写真撮影前に宗教団体を設立失敗している。UFO撮影で有名になったところで新たな動きを見せたのだ。
世界中をして講演して回ったり政府要役と会談したり、アダムスキーの本には記録と体験談しか書いていないが、それはそれは救世主のようなそぶりだったのではないかと思われた。また、10冊以上の著作からの印税でウハウハだったのではないか。
教祖になろうと思う奴は強い人間だ。ある意味強い信念を持っている。そしてそれを曲げない。付いてこれない人間がいれば徹底的に批判するのだ。
現にエゴや憎しみから解放されよと謳ったアダムスキーだが、外部団体やその他のコンタクティーのことは批判している。それに本の中によく出てくるのだが、秘書が辞めたことに対して「彼女はエゴに負けてしまった、サイレンス・グループの仲間入りをした。」と強く反発している。こう言うことはプライバシーの問題だし書いてはいけないのではなかろうか?
それに、誰もが願う宇宙人コンタクトだが、肝心の他者がコンタクトを取れないのだ。それはアダムスキーの論じている「意識が高い人」のみ可能だと言うことだが、アダムスキー自身がそんなに意識の高い人物だとは思えない。自分は選ばれた人間なのだと言わんばかりである。
そもそも金星も土星も行ったことはないんじゃないかと思う。ただの夢想でしょう。英語とテレパシーで話したと言うが、英語なんて通じんのかよ、と思うね。
質疑応答に関しても、他の惑星、他の生命体の生活様式を知り尽くしているかのごとく答えている。分からないこともあるだろうに。
世界平和は一般の人であれば誰でもそう願っている。宗教団体の汚いところはその目に見えないものを信じよと言って結局は金儲けをしていることだ。
ただ、各政府が宇宙人とのことを真実を公表出来ないのは人類にまだその準備がないからであることは当たっている。だってパニックになるもん。経済云々の問題じゃないでしょう。企業からの制圧もあると思う。
なんにしてもパイオニアは出る杭は打たれろでそれで終わってしまう人が大半だと思うが、アダムスキーの場合は無敵だった。だが、自分自身に嘘はつけないだろう。
宗教関係者はよく来世があるから死ぬことを恐れないと言うが、死ぬ時はひとりだ。誰も代わってはくれない。やり残したことが悔やまれるだろう。自分自身が一番悔やむだろうに。死ぬのは怖いに決まってる!宗教は偽善だ!
オレもUFOは見たことがあるんだよね。奥さんと白昼堂々と見た。証人がいるから。でも日常生活に戻るとそれどころじゃないんだよね。UFOは確かに憧れだったし、今でもロマンだと思っているが。
オレは自分に分からないことは無いと思っている。確かに世界中には信じられないぐらいの金持ちがいて、また信じられないぐらいの教養を持った者もいる。だが、真実はひとつだ。「自分自身に嘘はつけない」と言うことだ。また嘘は嘘を呼ぶ。そしてそれはいつかバレる。
エゴについてだが、人間は本来こうなりたいとか思い焦がれているものがあると思う。その目標は死ぬまで達成されないが、ある程度頑張ったと言う実感が持てればやり甲斐があると思う。それをエゴとは言わないでしょう。
アダムスキーはペテンだ。だが、ペテンは面白い。こう言う奴らの嘘を読むのは面白いのだ。月間ムーを読んでいるのと同じクオリティーだ。オレは下品な性格だからこう言う趣味も持っているのだ。
あと1冊アダムスキーの本がある。昨日本屋から引き取って来た。この分厚い「金星土星探訪記」を読み終える日に本屋から連絡があった。これも運命なのだろうな。でも、次はこのブログの写真にある本を読む。400ページ以上ある。これから読む。
以上。
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